ゲーム屋7つ道具


グローリー製硬貨計算機、左手動、右電動
高くてもグローリーだ、右電動が出動するときは、、
セットは麻袋です、インベーダ時代はいくらでも銀行が用意してくれる
そして集金後出来あがったマグロを何本も台車に乗せて運搬するのです
結線図、ハーネスだけでは片づけられない時がある
もし無ければ、悲惨だ
末端から追いかける事となる
新品の革靴が焼ける
そう、ハンダだ、現場では台の足に置いておく
その上に、靴をあげてしまうと、あ、、しまっただ
皆、この経験はあるようだ
レギュレーター(電圧)左
弁当箱とも言う
当時はDCパックと決まっていた
ホーザン製消磁器(右)
台移動で磁気を帯び色変わりする時使う
本体内蔵の消磁スイッチなど話にならない
回して引き上げる、魔法の棒である
モニター関連では長尺ドライバーと分厚いゴム手袋が欠かせない
取っ払う時の感電防止だ
ちょっと前、テレビが燃えると社会問題になったがゲームが先だ
フライバッグ焼失には泣かされた
左、テスター
基盤入れ替えは、5V、12V、−5チェックやボタンチェックに使う
右上、天板鍵
この形状見たことありますか
丸鍵が主流だが、あえてこれを乗せてみた
インベーダのサミー筐体用の鍵です
右下、返却防止器具
5円テープ、針金、電子ライター、よくやってくれたものだ
イタチでも対処が先決となる
ボタン(消耗品)
右、タイトー式発射ボタン
左上、三和製速射ボタン、左下、セイミツ製速射ボタン
速射とピアノタッチでシューティングは快適になった
しかし相手もさるもので、こすりだ
おかげで、金属板購入が増えた
業界紙コインジャーナル(左)
業界紙アミューズメントビジネス(右上)
業界紙ゲームマシン(右下)
一般向け雑誌ゲーメストも顧客把握に役立つ
1度、広告を入れたことがある(問い不可)
全国から電話が鳴りぱっなしになった
市場規模の大きさに驚かされる


その他
マニアックな工具箱、台車、車はワンボックスがいい、大型はパワーリフト、ゲート付きしかない
あと、忘れてはいけないのはセガの特殊工具だ、これはカバン常備となる
この作業をきりっとした背広にネクタイで進めるのがゲーム屋だ
筐体をひっくり返しベンツの助手席に積み込んだ人は超ゲーム屋だろう
ゲーム屋のセンター
個人的には参入当初から、あのゲーム場独特の雰囲気はなんとかならないものかと思っていた
今、ゲーム場はガラス張り、きれい、広い、いらっしゃいませが普通だろう
普通が当たり前になると過去のゲーム屋センターが懐かしくなるから不思議だ
顧客側からみた本当の希望は何だったのか
こういうゲーム場はもう見られないだろう、ある都心の出来事である
体格のいい人物が、ちょっと強面、上から下まで決めて
受付で事もあろうにカウンターに足を1直線に載せ新聞を読んでいる
お客が来ても勝手にやってくれだ、顧客も目当てのゲームへ黙々と向かうだけである
一見、怪しいこの店に何時間も張り付いた事がある
近所には有名メーカーの大店舗もある、きれいで俗に言うサービスを徹底している店がある
昼には1番顧客と言える大人のビジネスマンが来る、来る、来るわ、それに混じり学生も
20坪、40台はあろう店内はあっと言うまに満卓だ、それでも微動だにしない、男
思わず、メーカー系店舗を見に行った、なんとそちらは閑古鳥、
ここはどうやら抑止力が発生し、見かけの安心ではなく本当の安心が生まれているようだ
そして人が人を呼ぶ原理が成り立っているのである
なにより重要なことは顧客が喜ぶソフトが多種多彩にある
メーカーではできない、品揃えが出来ているのだ
勝手にやってくれと、勝手にやるから、と両者が無言のあいさつをしているようだ
決して押しつけない、が、他方のサービスの基本でもありそうだ
一人でいるのがミソである、怖そうな面持ちに笑顔が出たとき
もうこれは誰も勝てないこの方のキャラクターだと結論付けた
さて、この男、見えない部分で相当な努力をされているのがわかる
たまり排除も徹底している、他客がやだなと思うことは自分にも損失なのである
そして何より、無い商品もあるのが、ここだ、顧客の満足をここで追求しているようだ
これほど個性があった業界は外部的にも内部的にも珍しい
表裏知り尽くしたゲーム出身の経営者は個性派揃いで今でも好感持てる方々多いですね
そんな業界も時代が変わりサービス業なのだから、いらっしゃいませ、ありがとうは当然だという
それはそれでその通り、正論である。過去はほとんど無視、勝手にやってくれである、
それが他では味わえない怪しいキャラクターでもあった
暗黙の了解が両者を納得させていたのである、
社会に巻かれ真面目になったのは結構だがその時顧客はそれを求めていたのだろうか
なぜなら顧客の大多数はわずらわしさを嫌うと同時にスリルを味わいに来ていたのではと
思わざる得ない
ゲーム屋はゲーム屋がわかるのか
わかる
独特な雰囲気にまず業者である事は読みとれる
業者数も多くなると、あちこちでマッチングしてしまう
ただ引き上げる業者との入れ替えだけは、そっと待つ、それが最低限の気持ちだろう
ただし攻撃的業者は別だ、ゲーム屋には皆無だったが新規異業種参入のビリヤード業者とはよくトラブった
いつまでもゲーム屋風では、まずいと、ビジネス風に変貌した
それからというもの、デパートでは店員にロケ先では銀行員に間違えられるようになった
あの基盤はどこへ
輸出で一山当てた方も多いだろう
自分も消却済みボードはずいぶんと売った、もちろん、不人気で損覚悟もね
その中で思い出深いやりとりがあった
原宿の住宅街の一角にその外人(たぶんアメリカ人)はいた
売却商品はセガのザクソンだ
品物をみるなり
この商品が不良ならば航空便の運賃をそちらが負担してくれるか
正常が確認されてから代金を支払う日本のまあ、いいか、あやふや、後で考えるは無い
ビジネスはこうあるべきだと思う
それはできない、そのかわり、
今ここで正常な商品である事を証明するで、なければ、輸送中の事故も考えられる
正常を確認した時点で取引は成立させようと提案した
その場で14インチのテスト台を持ち込み、映し出してやった
返ってきた答えは、オーベリーグッドだ、
不安を解消する説得をその場でしなければ彼らは納得しない
言葉は解らずともビジネスはどこでも闘いだ
みんなでうまくやろうはとても海外では通用しない
余談になるが、なぜ一般に基盤やら業務用品は流通しなかったのか
当時でもマニアはいて、売ってくれ、譲ってくれは確かにあったが
だが、なにを言っても、こちらの不安は業者間の掟が通用するのかどうかだった
メンテ問題と守秘義務が最重要視されていたのである
業者でも一般でも、わかる、わからないは分岐するが
2万で買う一般と1万で買う業者なら、後者に売る方がリスクは少ないのです
こういうことで当時は一般お断り業者が大多数だったのだろう
今では2極化されているようだが
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